予言の噂と、予約ゼロの日々。民泊運営者として初めて経験した「静けさ」と、そこからの学び。

宿いしい|運営者の想いと日々

 2025年の夏が始まろうとした頃、ある不思議な出来事が起きました。

それは「2025年7月5日に日本で大災害が起こる」という“予言”が海外を中心に話題になり、宿いしいの海外からの予約が6月からピタッと止まったのです。

🔍 なぜこんな予言が広まったのか?

 この予言は、日本ではそこまで知名度があるわけではなかったものの、たつき諒氏という女性漫画家の『私が見た未来』という作品が元になっています。

彼女は「夢で見た未来」を描くスタイルで知られており、その中に「2025年7月5日、フィリピン海で大規模な噴火が起き、東日本大震災の3倍規模の津波が襲う」という内容が含まれていたそうです。

この話が、香港や台湾を中心としたアジア圏で拡散され、SNSや動画メディアを通じて不安が広がり、旅行をキャンセルする海外観光客が増えた…というのが、実際に起こった流れのようです。

✈ 予約ゼロの6月と7月。私にとって初めての“静かな季節”

 宿いしいは、一棟貸切の宿として運営してきましたが、開業以来ここまで静かな日は初めてでした。特に6月~7月前半は、Airbnb経由の海外からの新規予約がぱったりと止まりました。

もちろん、どこかで「予言なんて…」という気持ちもありましたが、「こういう形で予約に影響が出るんだ」と、非常にリアルに感じた瞬間でもありました。

🏡 だからこそ、国内向けのサイトを作ろうと決意した

 これまでは、Airbnbだけに頼っていた予約ルートを見直し、この空白の時間を使って、日本人のお客様にも宿の魅力を伝えるべく、自社ホームページを立ち上げることにしました。

宿いしいは、家族連れにも、友人同士にもぴったりな静かな住宅街にある貸切の宿です。
もともと海外からのファミリー層には好評だったこの宿を、もっと国内の方にも知っていただきたいという気持ちが強まりました。

実際、この期間は少しゆっくりできた時間でもあり、考えを整理したり、施設の改善を見直したりする貴重な期間になりました。

🌿 8月、宿いしいに再びお客様が戻ってきました

 8月に入り、再び海外からのお客様の予約も入り始めました。国内からのご利用も少しずつ増えており、ようやく賑やかさが戻ってきたように感じます。

お子様連れのお客様には、広いリビングでお子様が勉強や遊びに集中している間、大人の方がキッチンや2階の寝室でゆっくり待機される…という風景もよく見られます。

宿いしいは、少人数(2~3名)でもよくご利用いただいております。料金は4名様からの設定ではありますが、2名でも3名でも変わらずご宿泊いただけますので、ぜひお気軽にご利用ください。

🧹 これからも「気づき」を大切に

 この出来事を通して感じたのは、予期しない出来事にも、自分なりの「成長のヒント」があるということ。

宿を綺麗に保つこと、丁寧にお迎えすること、お客様の声に耳を傾けること。その積み重ねが、きっとまた次のご縁につながるのだと信じています。

宿いしいは、これからも皆様の「もう一つの我が家」として、心地よくご滞在いただける場所でありたいと思っています。


▶2025年8月は、まだ少し空きがあります。
気になる方はぜひ、「宿 いしい」のご案内ページをご覧ください。

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